露出計のお話(番外編)~Facebookページからの~転載~

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先日、エジソンカメラのFacebookページでご質問いただいた方への返信を、一部読みやすく修正の上、解説として掲載してみます。

いただいた質問は、露出計の「単位」についての内容でした。

それに対し、
 

露出計の単位というのは存在しないけれど、存在する。と言えます。

という文章で始まる解説は、以下のようなものです。

それは、露出計は「光」の情報を「感度」、「絞り」、「シャッタ速度」の組み合わせを計算するための計算器なので、特定の単位は無いと言えます。
しかし「エクスポージャバリュ」(EV)や「ライトバリュ」(LV)といった、絞りとシャッタ速度の組み合わせを示す単位を示す露出計も有ります。この場合は単位が存在する。と言えます。

先に触れた光の情報とは何か?となった時には明確な単位が出てきます。それが「輝度」と「照度」です。
「輝度」は光源のまぶしさ。「照度」は光源で照らされている面の明るさです。

ここから解るように、
 

反射光式露出計は「輝度」を、入射光式露出計は「照度」を計測しています。

本来「輝度」の測定には「輝度計」を、「照度」の場合には「照度計」を使用し、この場合には計測値としての単位が、輝度であれば「cd/m2(カンデラ毎平方メートル)」であり、照度であれば「lx(ルクス)」として示されます。

このことから、露出計は「輝度計」と「照度計」の両側面を持っている場合が多く、単位を一つに定められないと言えます。
しかし、「輝度計」も「照度計」も「光の情報を計測する」という原理は同じなので、露出計によっては付属品の使用や測定モードで「輝度計」や「照度計」として各単位表示をする事が可能な機種も有ります。

露出計とは一種の計算尺です。

電気式露出計以前は視覚に依存する方式や、場所や季節に時間から見る「露出表」が存在するなど、色々な方式が模索されたようです。

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