「距離計連動カメラ用レンズと一眼レフカメラ用レンズ」というお話

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前回「良いレンズ・悪いレンズ その1」というので、

ズミルックス 50mm

Super-Takumar 55mm

という、同じような焦点距離のレンズで撮り比べをしましたが、この2本のレンズには実は大きな違いがあります。

距離計連動カメラ用レンズと一眼レフカメラ用レンズ

 ということです。

では、実際に何が違うのでしょうか?

レンズ構成が異なっていることもありますが、それは大きな変化としては見えてきません。

しかし、 絞り羽根の枚数が違うことで、絞りを絞ったときの光路の形が変わり画面効果に違いが発生します。

ということで、実験。

前回は“ボケ”をみてもらうために「F2」で撮影しましたが、今回は「F4」に絞ってみます。

レンズは前回と同じ、

ズミルックス 50mm

Super-Takumar 55mm

カメラは、今回もオリンパスのミラーレス一眼「E-P3」
ISO感度とホワイトバランス、シャッタースピードはマニュアルで固定。
撮影はJPEGで、加工はサイズ変更、トリミングをPhotoshopで行った以外、調整は一切していません。

Summilux50mm-20150216

ズミルックス50mm F4で撮影

Super-Takumar55mm-20150216

Super-Takumar 55mm F4で撮影

距離計連動カメラ用レンズの場合には、ほぼ円形に近い形状で絞られているのに対して、一眼レフカメラ用の方は6角形になっています。

これは、距離計連動カメラのレンズには12枚の羽根が内蔵されており、一眼レフカメラ用レンズには6枚の羽根が内蔵されているからです。

一眼レフカメラ用レンズの多くは、ファインダ画像を見るときには絞りが開いていますが、シャッターを押してシャッターが開く前までに瞬間的に絞りを閉じ、シャッターが閉じると同時に開くようになっています。羽根同士の抵抗を減らし、開閉動作を瞬間的に行うために羽根の枚数を少なくしています。
しかし、羽根の枚数が少ないほど羽根同士が重なる面積が増えて抵抗が増えるので、おおよそ6〜9枚前後が多く用いられています。

いっぽう、距離計連動カメラの場合には絞り羽根の急激な開閉運動を行わないので、もっとも理想的な円形を維持するために多くの羽根(10枚以上)を内蔵しているのです。

ちょっと他所では聞けないような、見れないような話をする時がある。ネット上にあるけれど昔ながらの近所のカメラ屋。それがエジソンカメラです。

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