写真用語を解説していくよ(機材編)

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写真用語一覧

カメラの用語って色々あるけど、言葉だけ知ってても意味ない。

ここでは、意味は簡単に勝手に解説するとして、んじゃ、実際ナンナの?どういうことなの?を具体的かつ写真的に表現していこうとする、実験コンテンツにしたいなー

ちょっとずつ更新していきますので、よろしくですー( ´ ▽ ` )ノ

用語 意味
機材
カメラ

そりゃー、そのままカメラです。

なぜか、映画関連だと「キャメラ」と称しますね。医療機器の「胃カメラ」や、昨今街に大量に設置されている「監視カメラ」なども「カメラ」なので、「写真機」だけがイコールかどうかは微妙。

一般にはスチル写真を撮影する機材、と言えましょうか。

カメラの歴史

 元々、ラテン語で「camera」とは“小さな部屋”という意味を持つそうな。
なので、英語の「camera」を調べると、「(裁判官の)私室」という意味も出てきます。

ということで、「カメラ」の語源は、原始的な撮影装置「カメラ・オブスクラ」から来ており、これは“暗い部屋”=「暗箱」と考えて良いかと思います。

コンパクトカメラ

 今や定義があやふやで、死語でしょうか…
「スマホのカメラ」に対する対語な気もします。

デジタルカメラについては「コンデジ」などと称し、レンズ交換カメラと区別する呼称になっていますね。とはいえ、コンパクトカメラの高級機も存在するので、従来の小型カメラと同意かどうか微妙なところ。

以前であれば、大判及び中判カメラ、一眼・二眼レフなどのカメラに対する小型なカメラの総称として用いられた。

んじゃ、↓これはコンパクトカメラ?

スメナ 8M

スメナ 8M

一眼レフカメラ

英語では、「single-lens reflex camera」、略して「SLR」

撮影用レンズの後に鏡を置き、実際に撮影されるイメージをファインダーで確認できるようにしたカメラのこと。要は、撮影用のレンズ(光学系)と、ファインダー用のレンズがひとつの系統で作られているため(一眼)、ファインダーから見える像が、イコール撮影される像と同じになるって寸法。

「レフ」は「reflex」のこと。
反射像を利用しない構造のデジタルカメラなどは、「ミラーレス“一眼カメラ”」などと言う。

言葉の意味に「レンズ交換」ということは含まれないので、一般的にいわれる「レンズ交換カメラ」の意味はあたらない。
レンズ交換できない一眼レフカメラ(コンタフレックス II)も存在するし…

ペトリ VI + ペトリ 1.8/55

ペトリ VI + ペトリ 1.8/55

クイックリターンミラー

一眼レフはその構造上、撮影時にミラーを光路上から逃す必要があるが、この機構備える以前は別の動作(手動やシャッターチャージ同期など)でミラーを上げる必要があり、その間はファインダーは暗転したままになってしまうため、一眼レフの実用性が低かった。

クイックリターンミラーを備えることで、この「ブラックアウト」をシャッターが開いている間だけの一瞬にすることができ、実用域が広がったと言われる。

最初に普及させたのは、旭光学工業(現ペンタックス)の「アサヒフレックスIIb型」だが、その後高度経済成長期の諸々事情により、大手メーカーにも普及した…という曰くつきの機能。

コンタフレックス II

シャッターをチャージするまでファインダーが暗転したままの一眼レフカメラ (コンタフレックス II)

ペンタプリズム

 写真用のレンズを通して得られる画像は、180度上下が逆さまで左右が逆の、倒立逆像になる。

一眼レフカメラは、撮影用とファインダーの光学系を共通として使用するため、そのままではファインダーから倒立逆像が見えてしまう。

それを解消し、正立正像が得られるようにするために用いられる「五角形(Pentagon )のプリズム」が「ペンタプリズム」
本体正面上部にある場合が多い。

ツァイス・イコンのコンタックスSが、世界で初めてペンタプリズムを使った一眼レフカメラであり、アイレベルファインダーで正立正像が見える最初のカメラだった。

二眼レフカメラ

読んで字のごとく、「二眼」あるカメラです。

上にファインダー用のレンズ(ビューレンズ)、下に撮影用のレンズ(テイクレンズ)が付いていて、同時に機構することでファインダーで確認したピントで撮影ができる、といったカメラです。

ビューレンズの後にレフ(反射鏡)がくるので「二眼レフ」です。そのレフで光を90度上方に反射するので、ウエストレベルファインダー(上から覗き込むタイプ)を備えたカメラが多いです。

で、多くの二眼レフカメラは下の写真のような形状のため、

  1. レンズ交換ができない
  2. 縦位置撮影は無理でしょう
  3. なので6×6などスクエアフォーマットが多い

のです。

見た通り、割りと機構が簡単なので、古いカメラに多いですね。

ビューティフレックス テイメアー 3.5/80

ビューティフレックス テイメアー 3.5/80

レンジファインダー・カメラ

「レンジファインダー(Range Finder、略してRF)」とは、光学視差式距離計。

で、「光学視差式距離計」とは、wikipediaに頼ると、

原理


左右に離れた2個の対物レンズで取り込んだ画像を、距離計に連動して回転する鏡(またはプリズム)によって、合成プリズムに送る。接眼レンズから覗いた左右の画像を重ね合わせて、距離を測定する。覗いたときの画像は上下に分断して見えるものと、二重に重なって見えるものとがある。回転する鏡(またはプリズム)が片側だけのものと、両側とも回転するものがある。

ということ。

つまり、その機構をピント合わせに用いたカメラのこと。

“距離計連動カメラ”

そんな「距離計」を備えているカメラなので、“見た目”でピントを合わせる他のカメラよりもピント合わせの精度が非常に高くなる。

基本的には古いカメラと思われがちだが、一眼レフなどが登場した後でも、

  1. 一眼レフにようなミラー機構が不要
  2. 本体を小型化できる
  3. 更にレンズ設計の自由度が高い

などの理由で、いまだに使われ続けるカメラとなっている。

ニコン SP 623万番台 + ニッコール 5cm F2 760万番台 (黒鏡胴)

ニコン SP 623万番台 + ニッコール 5cm F2 760万番台 (黒鏡胴)

ステレオカメラ

Wikipediaによると

ステレオカメラ(すてれおかめら、stereo camera)とは、対象物を複数の異なる方向から同時に撮影することにより、その奥行き方向の情報も記録できるようにしたカメラのことである。

ということ。

要は、こういうやつ↓
「ロボットみたいなカメラ」

ビューカメラ

 いわゆる、

ディアドルフ8x10

ディアドルフ

こういうカメラ。
個別のファインダー機能を持たない大型のカメラ。

シートフィルムを使う“4×5”や“8×10”など、大判カメラに多い。

フィルム面にある磨りガラスにレンズを通した像がそのまま写るので、180度上下が逆さまで左右が逆の、倒立逆像になる。また、大型な本体を活かした、“あおり機能”を持つものが多い。

スプリングカメラ

 レンズをボディーに収容することで、小型軽量になるカメラをフォールディングカメラと言うが、レンズ収納状態から撮影状態にする際に、バネの力でレンズを押し出すタイプがこの名前で呼ばれる。

二眼レフとともに、カメラ産業の創生期に多く作られたが、距離計との連動が難しかったことや、光学系(レンズ設計)の進歩によるカメラ機構が高度になるにつれ、減っていく。

が、実は今でも富士フィルムが、「GF670 Professional SILVER EX N(旧名:GF670 Professional)」という、中判のフォールディングカメラを出している。

コダック レチナⅠa (Type 015)

コダック レチナⅠa (Type 015)

コダック レチナⅠa (Type 015)

レンズ収納状態

クラップカメラ

  レンズをボディーに収容することで、小型軽量になるフォールディングカメラの種類。

スプリングカメラのようにバネの力で飛び出す機構はなく、前蓋が無いタイプが多い。

「ヴェスト・ポケット・コダック」が有名。

デジタルカメラ

 “デジカメ”のフルネーム。

ピンホールカメラ  
パノラマ・カメラ  
インスタントカメラ  
レンズ付きフィルム  
シャッター  
シャッタースピード  
三脚  
一脚  
リモートレリーズ  
セルフタイマー  
ミラーアップ  
パララックス  
エレクトロニックフラッシュ  
閃光電球  
クリップオンフラッシュ  
ガイドナンバー  
フラッシュマチック  
ライトバリュー  
レンズ  
絞り  
魚眼レンズ  
広角レンズ  
標準レンズ  
望遠レンズ  
非球面レンズ  
蛍石レンズ  
EDレンズ  
マニュアルフォーカス  
オートフォーカス  
レンズマウント  
距離計  
接写リング  
コンバージョンレンズ  
フード  
フィルター  
フィルム  
赤窓

 120フィルムなど、裏紙(リーダーペーパー)のあるフィルムを使うカメラ(主に中判カメラ)において、フィルムカウンターや、フィルム送り機構の一部として利用する、赤い窓。

赤色のものが多いので赤窓と呼ばれるが、橙色などもある。

マミヤシックス III型の赤窓

マミヤシックス III型の赤窓

セミオートマット  
オートマット

 「オートマット」というと「automat」で“自動販売機”の意。

カメラ用語では、「自動巻き止め機構」のこと。

主に、ブローニーサイズの120フィルムなど、リーダーペーパー(裏紙)のあるフィルムの装填を自動化したもののこと。

その他の機能を自動化したカメラに「オートマット」という名前を冠している場合もある。

セルフコッキング

シャッターチャージとフィルム巻き上げを連動して自動化したもの。

つまり…、フィルムを巻き上げる際に、シャッターが自動的にチャージされる機構のこと。

モータードライブ (カメラ)  
パーフォレーション  
ISO感度  
DXコード  
EXIF

富士フィルムが開発した、デジタルカメラの画像保存に用いられる写真用メタデータを含む、ファイルフォーマット。

以下のような情報が書き込まれる。

  • 撮影日時
  • 撮影機器のメーカー名
  • 撮影機器のモデル名
  • 画像全体の解像度
  • 水平・垂直方向の単位あたり解像度
  • 撮影方向
  • シャッタースピード
  • 絞り/F値
  • ISO感度
  • 測光モード
  • フラッシュの有無
  • 露光補正ステップ値
  • 焦点距離
  • 色空間
  • GPS情報
  • サムネイル
写真乾板  
シートフィルム  
ロールフィルム  
ネガフィルム  
リバーサルフィルム  
スライド映写機  
モノクロフィルム  
現像  
引き伸ばし機  
印画紙  
露出計  
TTL露出計  
   
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